ステージの上と下
あるアーティストのファンが亡くなり、そのファンの為に追悼ライブをする、というツイートがリツイートから流れてきた。ほぼ全通してたファンで、急に来なくなったのを心配してアーティストが自宅をつきとめて事実を知った、という経緯らしい。
全通するほどじゃなくてもしょっちゅう行ってれば当然顔も覚えられるし、小さなライブハウスでやるような公演が多ければ、アーティストさんご本人からチケットを買う(というか取り置きしてもらう)ため、どれだけ来てるか把握される。直接お話しできる機会にも結構恵まれたりする。
回数少なくても、遠方拠点のアーティストさんが遠征するたびよく足を運んでいれば、覚えられたりもするだろう。
お久しぶりですお元気でしたか、今こんなことやってみようと思ってて、ナントカってアーティスト知ってますか、この前こんなことがあって、と、段々ステージの上と下の差は縮んでく。
仲良くなれない、話しもしてくれないようなバンドは、音楽好きでもファンにはなれない、って言ってた子もいた。
この前仙台のアーティストさんが関東にいらした時は、「なんか僕の場合、ファンとアーティストとかいうより、お友達、みたいな気分になっちゃって。実際、一緒にやってた仲間が見に来てくれてたりするし、差とか垣根なんかないですし」ってお話しされていた。そんな風に感じるアーティストさんもいるのね、と思っていた矢先に見たツイートだった。
いいとか悪いとかそういう話じゃないし、アーティストとしてのキャラとか演出もあるし。個人的なスタンスもあるでしょう。
でも、やっぱり人と人、なんだな。
と思った1件でした。
いつもいろいろお話してくださったり、他のバンド見に行った先で見つけて声かけてくださってありがとうございます😊